ブルーラジカルP-01の治療経過のご報告とその所感
ブルーラジカルP-01の治療経過をご紹介
藤尾歯科医院でのブルーラジカルP-01の導入から約2ヶ月が経過しました。患者様のご協力のもと、ブルーラジカルP-01の実際の治療過程をお伝えいたします。
下顎前歯に対するブルーラジカル照射後の治療経過です。9mmの歯周ポケットがあった部位に対して、初期治療の後にブルーラジカルを照射しました。
上の写真は初診時と初期治療終了後、ブルーラジカルを照射する前、照射3週後の写真です。それぞれの青い矢印の部分にご注目ください。炎症が抑えられた結果、歯茎が下がり歯周ポケットは9mmから3mmに減少しました。患者様からは「術後に痛みや腫れもなく、歯がしっかりした感じがする」とのお声をいただいています。
治療結果は患者様によって異なりますが、従来の治療法と比較して、ブルーラジカルを用いた処置では、より簡便に治療効果が得られたと考えられます。
ブルーラジカルの治療は効果的なのか?
一般の患者様からの関心が高いだけでなく、歯科医師の方からも「ブルーラジカルは本当に効果があるのか?」という質問が寄せられます。藤尾歯科医院では、数ヶ月にわたる使用経験から、ブルーラジカルが効果的な治療方法の一つであると考えています。
歯周病治療を専門とする先生の中には、「ブルーラジカルを使わなくても治る」と考える方もいらっしゃいます。
全くその通りだと思います。正しい日常のブラッシングと歯科医院での初期治療、歯周外科、メンテナンスなどの従来の治療法がしっかり行われれば、ブルーラジカルを使用しなくても十分に効果があるからです。
ブルーラジカルを使用するメリットは、従来の外科処置より治療時間が短縮でき、侵襲が少ない点です。また、術後の腫れや痛みが少ないことも利点の一つです。しかし、すべての症例でこの方法が適用できるわけではなく、場合によっては従来の外科的な歯周治療が必要となることもあります。
現在、多くの患者様がブルーラジカル治療を希望して来院されていますが、他院で歯周病治療を受けていた方の中には、基本的な歯周治療が不十分な場合もあります。藤尾歯科医院では、まず基本的な歯周治療をしっかり行い、その上でブルーラジカルを併用した治療を提供しています。
歯周病でお困りの方はぜひご相談ください。