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藤尾歯科医院

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歯周病を防ぐための定期検診と予防ケアの重要性

2024.6.4

歯周病の原因と初期症状

歯周病は主にプラークと呼ばれる歯の表面に蓄積する細菌が原因です。プラークは食物の残りカスと口腔内の細菌が結びついて形成され、適切なブラッシングやフロッシングを行わないと歯に付着します。さらに嫌気性菌と言って空気が少ない環境を好むため放置しておくと歯茎中に向かって増殖して行きます。さらにこのプラークが固まると歯石になり、取り除くのが難しくなります。プラークや歯石内の細菌が出す毒素によって歯肉の免疫反応を引き起こし、歯肉が赤く腫れる炎症が発生します。さらに進行すると歯を支える骨や結合組織が破壊されてしまいます。

また、適切な口腔ケアが不十分な場合や喫煙、遺伝的要因、ストレス、不健康な食事などの生活習慣も歯周病のリスクを高めます。特に喫煙は歯周病の進行を加速させることが知られています。

歯周病の初期症状

  1. 歯肉の出血: 歯磨きやフロス使用時に歯肉から出血するのは歯周病の初期症状です。これは、歯肉が炎症を起こしているサインです。
  2. 歯肉の腫れと赤み: 健康な歯肉はピンク色で引き締まっていますが、炎症が進行すると歯肉が赤く腫れやすくなります。
  3. 口臭: プラークが蓄積し、細菌が増殖することで持続的な口臭が発生します。これは歯周病の初期症状の一つです。
  4. 歯肉の痛み: 歯肉に炎症があると、触れるだけで痛みを感じることがあります。これは歯周病が進行している兆候です。
  5. 歯肉の後退: 歯周病が進行すると歯肉が後退し、歯が長く見えることがあります。これは歯周組織が炎症により減ってしまったからです。

歯周病の進行と症状

初期段階: 歯肉炎

歯周病の最初の段階は歯肉炎です。この段階では、プラークが歯と歯茎の間に蓄積し、歯茎に炎症を引き起こします。初期症状には、歯茎の赤み、腫れ、出血があります。歯磨きやフロッシング時に出血が見られることが多いです。この段階では痛みを感じることは少ないですが、放置すると進行します。

中期段階: 初期歯周炎

歯肉炎が進行すると初期歯周炎になります。この段階では、プラークが歯茎の中に進行し、歯を支える骨や結合組織にダメージを与え始めます。症状としては、歯茎のさらなる腫れと出血、口臭、歯茎の後退が見られます。歯茎が後退すると、歯が長く見えるようになります。また、歯と歯茎の間にポケット(隙間)が形成されることがあります。

進行段階: 進行性歯周炎

さらに進行すると進行性歯周炎になります。この段階では、歯を支える骨が大きく破壊され、歯の動揺が生じます。歯茎のポケットが深くなり、膿が出ることがあります。咀嚼時に痛みを感じることもあります。また、歯茎が著しく後退し、歯根が露出することもあります。放置すると、最終的に歯が自然に抜け落ちることもあります。

重度段階: 重度歯周炎

最も深刻な段階は重度の歯周炎です。この段階では、歯を支える骨や結合組織が大部分失われ、歯が非常に動揺し、最終的には脱落します。強い痛みや不快感が常に伴い、咀嚼や会話に支障をきたすことが多いです。また、全身への健康影響も懸念され、心血管疾患や糖尿病などのリスクが増加します。

定期検診と予防の重要性

歯周病は早期発見と予防が重要です。定期的な歯科検診で専門家によるチェックを受けることで、問題を未然に防ぐことができます。また、日常的な口腔ケアを徹底し、プラークの蓄積を防ぐことが歯周病予防の基本です。健康な口腔環境を維持するために、定期検診と日々のケアを怠らないようにしましょう。

定期検診の重要性

定期的な歯科検診は、歯周病の早期発見と早期治療に不可欠です。歯科医師は、目に見えない初期の歯周病を見つけることができます。例えば、歯と歯茎の境目にプラークや歯石が溜まっている場合、プロフェッショナルクリーニングでそれらを除去することができます。これにより、炎症が進行する前に対処でき、歯周病の進行を防ぐことができます。また、定期的なチェックアップにより、患者自身が気づかないうちに進行している問題を見つけることができ、適切な治療計画を立てることができます。

予防の重要性

歯周病を予防するためには、毎日の口腔ケアが重要です。正しいブラッシングとフロッシングを習慣化することで、プラークの蓄積を防ぐことができます。特別な口腔内環境ではない限り食後すぐのブラッシングが効果的です。また、フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯のエナメル質を強化し、虫歯と歯周病の両方を予防できます。さらに、健康的な食生活や禁煙も歯周病の予防に役立ちます。糖分を多く含む食べ物や飲み物は、プラークの形成を促進するため、摂取を控えることが望ましいです。

藤尾歯科医院の歯周病治療

藤尾歯科医院では、最新技術(GBT)と予防策を駆使して、患者様の口腔健康を総合的にサポートしています。定期検診と予防を徹底することで、歯周病のリスクを大幅に減らし、健康な口腔環境を維持することが可能です。

予防歯科

予防歯科では、定期的な歯の状態チェックを通じて虫歯や歯周病の予防を行います。早期の問題発見と治療が可能となり、患者の負担を減らします。また、定期検診は衛生士担当制で行われ、長期間にわたる口腔の健康管理がしやすくなっています。
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歯周病治療

歯周病は、歯に付着した歯石や歯茎の中に存在する細菌によって、歯を支える周囲組織がダメージを受ける病気です。藤尾歯科医院では、定期的な歯石除去やメンテナンスを行い、歯周病の進行を防ぐためのケアを提供しています。
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GBT(Guided Biofilm Therapy)

GBTは、バイオフィルム(歯垢)を効率的に除去するための最新技術で、エアフロー、ペリオフロー、ピエゾン技術を用いています。この治療法は、科学的エビデンスに基づいており、患者一人ひとりの診査とリスクアセスメントに基づいて実施されます。治療は快適かつ短時間で行われ、侵襲性も抑えられています。
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