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保険で白いブリッジを選べる?CAD/CAMブリッジの特徴と注意点

2026.8.14
保険で白いブリッジを選べる?CAD/CAMブリッジの特徴と注意点

保険診療の白いブリッジが、新たな選択肢に加わりました

歯を失った部分を補う方法の一つに「ブリッジ」があります。
ブリッジとは、歯がない部分の両隣にある歯を支えとして、橋を架けるように人工の歯を固定する治療方法です。
これまで奥歯のブリッジを保険診療で行う場合、強度を確保するために金属製のものが中心となり、口を開けたときに銀色が見えることを気にされる方もいらっしゃいました。

しかし、2026年6月から、条件を満たす一部の奥歯について、金属を使わない白い樹脂製の「CAD/CAMブリッジ」が保険診療の対象となりました。
「銀歯はできれば避けたいけれど、自費診療の費用も気になる」という方にとって、治療方法を考える際の新しい選択肢になる可能性があります。
ただし、すべての症例に使用できるわけではなく条件があります。まずはお口の状態を確認し、適用できるかを歯科医院で相談することが大切です。

ガラス繊維で補強された、白い樹脂製のブリッジです

今回保険適用となったCAD/CAMブリッジは、歯科用の白い樹脂をコンピューターで設計・加工して作るブリッジです。
CAD/CAMとは、コンピューター上で歯の形を設計し、専用の機械で材料を削り出す方法を指します。
新しいブリッジ用材料には、樹脂の中心部分にガラス繊維の芯が入っています。樹脂だけでは不足しやすい強度を、ガラス繊維によって補う仕組みです。
金属を使用しないため、銀色のブリッジと比べて周囲の歯になじみやすく、金属が口元から見えることを避けたい方にも検討しやすい材料といえます。

一方で、樹脂製の材料は、セラミックやジルコニアとまったく同じものではありません。
長期間の使用による摩耗(噛み合わせの不調)や変色、汚れの付き方(歯周病リスク)などに不安が残ります。そのためかみ合わせの強さや歯ぎしりの有無によっても、適する材料が変わることがあります。
白いという見た目だけで決めるのではなく、耐久性、費用、お手入れのしやすさなども含めて比較することが大切です。

藤尾歯科医院で考えられるブリッジ治療の選択肢

歯を失った部分にブリッジ治療を行う場合、主に次のような選択肢が考えられます。

1.保険診療の金属製ブリッジ

金属を使用した従来型のブリッジです。
強度を確保しやすく、幅広い症例で選択されてきました。一方で、治療する場所によっては銀色の金属が見えることがありますが場所によっては見えるところを白くすることも保険適用で可能です。
費用を抑えながら、かむ機能を回復することを重視したい場合に検討される方法です。

2.保険診療のCAD/CAMブリッジ

白い樹脂とガラス繊維を組み合わせた、金属を使用しないブリッジです。
現在、保険診療で対象となるのは、第二小臼歯または第一大臼歯を1本失い、その両隣の歯を支えとする3本構成のブリッジです。
歯の位置や残っている歯の状態、かみ合わせなどによっては適用できないことがあります。
藤尾歯科医院では強度や予後に不安が残るためあまりおすすめはしていませんがリスク等をしっかり説明させて頂いた上で検討しいただくことは可能です。

3.自費診療のセラミック・ジルコニアブリッジ

自然な見た目や、変色のしにくさ、汚れの付きにくさなどを重視する場合は、セラミックやジルコニアを使ったブリッジも選択肢になります。
セラミックは天然の歯に近い透明感を表現しやすく、ジルコニアは白い材料の中でも比較的強度に優れています。
ただし、保険適用外となるため費用は高くなります。使用する場所やかみ合わせによっては、適さない場合もあります。

4.ブリッジ以外の治療方法

歯を失った部分を補う方法には、ブリッジだけでなく、部分入れ歯やインプラントもあります。
ブリッジは固定式で違和感が比較的少ない一方、支えとなる両隣の歯を削る必要があります。
部分入れ歯は両隣の歯を大きく削らずに対応できる場合がありますが、取り外してお手入れする必要があります。
インプラントは周囲の歯を削らずに補える可能性がありますが、外科的な処置が必要で、基本的には自費診療となります。

どの方法が適しているかは、歯を失った場所、残っている歯や歯ぐきの状態、かみ合わせ、ご希望によって条件が異なります。

「保険で白くできるか知りたい」というご相談でも大丈夫です

今回の保険適用によって、奥歯のブリッジ治療では、従来の金属のブリッジに加えて、白い樹脂製のCAD/CAMブリッジを検討できるようになりました。

ただし、このブリッジはすべての方に適しているわけではありません。
保険適応で治療を希望される場合、歯の位置やかみ合わせによっては金属製のブリッジのほうが適している場合がほとんどです。また、見た目や耐久性をより重視する場合は、自費診療のセラミックやジルコニアのブリッジが候補になることもあります。

鷺沼の藤尾歯科医院では、お口の状態を確認したうえで、それぞれの治療方法の特徴や費用、注意点をご説明し、患者さんと一緒に治療方法を考えていきます。

「銀歯以外の方法はありますか」
「保険で白いブリッジにできますか」
「セラミックやジルコニアとの違いを知りたい」

このようなご相談からでも構いません、まずはお気軽にご相談ください。